店名
山ばな 平八茶屋  29.2点

分野
日本料理
住所
京都市左京区山端川岸町8−1
電話
075−781−5008
食事の日付
平成14年5月3日 (金)
値段
26,565 円
ホームページ

<各項目5点満点、合計35点>
綜 合   プレゼンテーション
29.2 4.1 4.4 4.0
スピード 設計、雰囲気 ケア度 立地・場所柄
4.1 4.0 4.4 4.2


1576年創業。若狭街道に面し, 現在は第20代目という歴史を持つこのお店は, 今も調理場として利用されている築200年の母屋に、幕末に勤皇志士集会場所として使われていたことから嫌がらせに新撰組に切りつけられた刀傷が柱にそのまま残されているなど、説明を伺っていると目の前の若狭街道を走る車の列も一瞬忘れ、そのまま時代が遡ってしまうような気持ちになります。

柱につけられた傷を手で触れると、傷つけた刃の切っ先の鋭さが手に伝わってくるようで、思わず手を引っ込めたくなります。

母屋の手前にある騎牛門(きぎゅうもん)が平八茶屋の入り口になっていますが、ここをくぐりますと、現実世界と一旦切り離されます。入り口で予約を告げると、高野川に面した離れに通されました。目の前には、大きな紅葉の木。

いただいたのは、若狭懐石、一人10,000円のコース。突き出しが白い独活に梅酢をかけたもの、尾道の鯛のお造り、エンドウ豆をすりいれたシンジョにつる菜の吸い物、小鯛の笹寿司、空豆などの八寸、お待ちかね若狭の甘鯛(ぐじ)のかぶと焼き、よもぎ饅頭にえんどう豆をちらし、上にしょうがをすって、全体にとろみをつけたもの、シメジ、中に蛸が入った南京(かぼちゃ)揚げ。こちらは、中身がかぼちゃのたこ焼きてんぷらという感じですが、中の蛸には意表をつかれました。アスパラの胡麻和え。最後に、定番麦飯にとろろ汁と水物(メロン)でお腹いっぱい。

食事の前に釜風呂に入りましたが(一人1,000円)、タオルを巻いて、陶器の枕をかかえ、あたたかいザに寝そべる気持ちの良いもので、引きかけた風邪もいっぺんに治ってしまいます。